先週に、断熱工事も完了したので、今日は気密測定に入りました。
気密測定とは、住宅の性能指標の一つにC値(隙間相当面積)というのがあります。これが何かというと、機械で家全体の隙間を計測して床面積で割って出てきた数字です。この数値が小さいほど気密性が高いということになります。
こんな、マシーンで空気を外に吐き出し計測します。
セットして待つこと数分・・・・出ました!
総相当隙間面積:48㎠ と言われてもイマイチぴんと来ない(汗)
身の回りにあるもので、計算。一般的な名刺サイズ9cm×5.5㎝=49.5㎠
なので、家全体で名刺一枚弱の隙間しかないということになります。
そして、C値は0.4㎠/㎡という数値になりました。
HIROGALIEの基準ではC値1.0以下なので、基準クリア↑
隙間が小さいと空気の流れや外気の侵入が少ないので、計画換気や冷暖房計画の安定につながります。あと、湿度管理も容易になるのでカビなどの発生が抑えられます。
断熱性能だけ高めても、気密性も高めないと本来は効果が無いどころか悪影響しかありません。
数値測定までできませんが、今のお住まいの気密性を知ることができる簡単な方法があります。外からの給気口(あれば)を閉じ、窓も全部閉めて、浴室換気扇とキッチンの換気扇を強で運転してください。そして玄関がドアでしたら、外に向かって開けてみてください。いつもと変わらないようでしたら、気密性が低いかもしれません。
気密性が高いと、室内は換気扇により負圧になるので、玄関ドアを開けるときは重く感じるはずです。玄関が引き戸の場合には、押し出すタイプの窓でも同じです。
ぜひ一度お試しください(!(^^)!
築30年くらいの我が家は全く変化なし(( ゚Д゚) 金子光喜